一枚重ねてみる -その1-

　※かなり長文につき、興味の無い方は無視して頂いて構いません。

　さて、今回からは赤外写真についての話です。
　なんだかマニアックなネタの世界に走ってしまいましたが、今ではすっかりハマっています。

　トップの写真ですが、いつもと色合いが違うのが分かりますでしょうか？
　今回、新たにKenkoのY2とYA3というフィルターを使ってみました。

　続きからの写真は、3枚一組になります。下記の通りに撮影した順番で並べています。
　1枚目は、フィルターを使って撮影し、SILKYPIXで色温度を2,000Kに、色偏差を−50までに補正して現像した写真です。
　2枚目は、現像した写真をPhotoshopを用いて、赤と青を入れ替えています。
　3枚目は、私が好き勝手にカラースワッピングした写真になります。

　
　まずは、SC-68のみで撮影した写真です。

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　次に、Y2フィルターのみで撮影した写真。

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　お次は、YA3フィルターのみで撮影した写真です。

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　そんでもって、Y2とYA3を重ねて撮影した写真をば。

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　それから、SC-68とY2フィルターを重ねて撮った写真を。

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　それからそれから、SC-68とYA3フィルターを重ねて撮った写真をば。

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　最後は、SC-68とY2とYA3の各種フィルターを全部付けて(！)、撮影してみました。
　流石に超広角域では思い切りケラれるので、14mm(だったかな…)までズーミングして撮影しています。

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　一気にアップしてみましたが、如何でしたでしょうか？
　これまでとはひと味違う写真になったと思います。

　ただ、何も知らない人が見たら、あまり良い反応を示さないのではないかとは思います。。。
　あまりにも非日常すぎる色の写真ですからねぇ。
　クロスプロセスみたいなものでもないですし、色はついていますがカラー写真とは一線を画していますし、モノクロでもないですし。まぁ、赤外写真をモノクロ化すれば、普通のモノクロ写真と言えなくもないですかね。

　色も、これだけが全てではありません。
　カラースワッピングの仕方によっても、陽の射し方でも、被写体によっても、それぞれ違う色が出てくると思います。
　このDMC-G1は、ローパスフィルターを外してあり、紫外線・赤外線など、全ての波長を素通ししてしまいます。
　逆にいうと、レンズ先端に付けるフィルターの特徴を変えてやれば、フィルター毎に異なった写真が撮れるということでもあります！
　これを活用しない手はないでしょう。

　というワケで、表現の幅が広がったことですし、これからも色々な赤外写真を撮っていこうと思います(^^)